5分くらいは遅くなっても許せるけど、10分以上遅くなるとイラっとする。
しかも冬で雪なんか降ってるとバスは遅れてあたりまえなので、
平常心を養う訓練と思ってバス停でバスを待つ。
そんな経験しかない私にとっては思いつきもしない展開の映画。

映画「バスを待ちながら」は雪の降る国では決して作れない。
人間くささがてんこ盛り。空調の整った国では作れない。
キューバだから作れた映画だと思う。

いつ来るかわからない、来ても乗れるとは限らないバスを待ちながら
イライラしてても始まらないと協力してバスの修理をし、
ロブスターで豪華な食卓を囲み踊り、バスターミナルのリフォームをし
とっても楽しそうだ。
そう、夢を共有できたら許しあえるし、この先だってがんばれる。

とても面白かったー。
9月8日(キューバの日)、キューバ映画祭で見ました。

会場でもらったチラシで気になる映画があった。
ひとつはキューバ初のゾンビ映画。もうひとつは
フランスとスペインの合作のキューバテイストにあふれた映画

「ゾンビ革命」11月にディノスシネマズ札幌劇場


もう1本は
「セブン・デイズ・イン・ハバナ」
10/13(土)よりシアターキノで 自由を愛し、人生を奏でる至福のロードショー。
これ、とてもいい気持ちになれそうで楽しみ楽しみ。