やたらめったら元気というのがポジティブって事ではないと思う。
「悪く考えないてはいけない」という空気がただよってて、とっても変だなぁと思う。
嘘を堂々と言えないし、隠してるからやたら明るいのでは・・って勘ぐりたくなる。
私は冷静に心配し、悩み、一呼吸して話してるつもりです。

昨夜のテレビニュースで福島の子どもたちの甲状腺がんの特集を見ました。
子どもの甲状腺がんの発生頻度は100万人に1~2人程度だというけれど、
福島の子どもたちで甲状腺がんと診断された子どもが33人、疑いがある子どもが41人いるという。
福島の子どもたちの4865人にひとりが甲状腺がんか甲状腺がん?ということです。

これに対して、福島県立医大の先生や放射能の害は気にしすぎるとおこると言っていた先生が
「放射能の影響とは考えにくい。精度の高い検査で疑いがある無いに関わらず大勢の子どもを対象にした調査は前例がないので、見つかったと考えられる」みたいなことを言っていました。

そうなら、日本の子どもたちの甲状腺がんの検査をなぜしないんだろう。
この数字の割合をあてはめると、北海道だけで130人の甲状腺がんの子どもがみつかるはずだ。
いつもなら「がんの早期発見、早期治療!」を口が酸っぱくなるくらい言うのに、なんでしないんだろう。
すぐに命に別状がないと言っても、メスを入れて摘出手術の治療をしている。
術後もホルモン剤の投与や転移などの心配は続く。
子どもの体にメスが入るというのはとてもつらい事だ。
検査結果を保護者に口頭できちんと知らせず、質問をさせないのも変な話だ。
不安をあおることを避けるためという理由も変だ。
繰り返そう、人は人だから悩んで当たり前。冷静に心配するのも当たり前なのだ。