国民総活躍社会ってなんだ?活躍できない人も笑顔で生きていける世の中を作れ!病気でも歳を取り過ぎていても生きているだけでいいのだという世の中を作れ!国内の一次産業を守るより、大企業が海外で儲けれるように頑張るこの国は変だ。軍事費の高騰ぶりはひどすぎる!借金と放射能のツケを未来に背負わせるこの国は間違っている。全国の下流老人候補の若手老女のみなさーーん、連帯しましょう
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毎月3日の午後1時このポスターを掲げようという澤地久枝さんの呼びかけがあります。本日は参加しました。祝日でいつもなら店は休みですが、お昼の4時間だけポスターを貼って店を開けました。
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この頃疑問に思うことが多いんです。
売り上げの小銭を数えながら(札束でないところがなんだけれど、毎日の売り上げを数えるのは切なくも嬉しい仕事です)生活している若手老人の私は、例え家族であれ人に甘えないようにしているので、収入が少ない。お店でモノに囲まれているからあれこれ欲しいと思わないで済んでいる。でも買い物をしたり、たまにおごってもらったりすると幸せで、寿命が延びたような気になる。
高級なところは緊張するし、根っから貧乏症なのだと思う。真面目に働いていても収入が少なくて、今考えると家族で生活保護費以下の収入で暮らしていた時期も長かった。食べ物に関わる仕事をずっとしているので、これには随分助けられた。もりもり食べて痩せることもなかった。なにかにつけこんなもんだろうと思っていたので、生活保護費以下の収入で暮らしていることがわかったときはびっくりした。だからと言って市役所に行こうとは思わなかった、暮らしていけたから。私の力で贅沢をさせてあげたり丁寧な子育てはできなかった。子どもたちが貧乏に負けずに、ニコニコと大人になってくれたことに感謝している。私の親も子どもの私をあてになどしていなかったことも良かった。自分たちのためだけに収入を使えたので生きてこれたと思う。だから私は、子どもにたよらないで生きていきたいと思っている。気持ちはシングルだ。人は誰でも一人だ。だから、縁ある皆さーーん、助け合いましょう〜〜。一人だからこそ声を掛け合いましょうー。

冷静に考えて、私の生活は一人で暮らしていないので成り立っていると思う。まがりなりにでも今は働けているのでいいのだけれど、仕事ができなくなったり、灯油がクソみたいに上がったり、病気になったりしたらアウト、なにより援助交際をしてくれるうちのおっさんがいなくなったらかなりきわどい生活になりそうだ。・・・(自分が生き残ることだけを考えている・・笑)
「下流老人」を読んだ。下流老人になる条件がある。経済的に生きていくのが困難なときに頼れる家族や人間関係や蓄えがない、これはあっても相手がギリギリで生活をしてて頼れないことも多い。これに病気が重なるとアウトだ。こんなはずではなかった・・・ということになる。でも、これを個人の運の悪さのせいで済まそうとするなら、間違えている、本当に間違えていると思う。