「台湾人生」は日本が敗戦するまで、日本人として教育を受け過酷な人生を生きた5人の方達のインタビューで構成されたドキュメント映画です。
1945年の日本の敗戦は多くの日本の占領下にあった東南アジアの国々の解放でもあったわけです。
日本は日本の差別や搾取に対して抵抗の声を上げた人たちを弾圧しながら、
徹底した皇国教育を台湾の子どもたちにはしたそうです。

台湾は50年以上日本の統治を受けました。日本語が日常会話になってる方もいます。
校歌や会話を聞いてると、日本の小学校の同窓会としか思えないシーンがあります。
日本の軍歌や童謡は彼らにとっての台湾の歌として、心の中にしっかりと根をはっていました。
でも、私はすれてるのか、映画「台湾人生」では見た事があったり、考えた事があるシーンが続き、食い足りない感じがしました。
心に残ったのはお茶畑のシーン。刃のついた指サックをはめて、1枚1枚葉を刈り取っていく作業にお茶を大切に飲まなきゃと思いました。
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で、パンフレットは買わず、お茶をKINOのカウンターで買ってきました。
台湾人生茶 250円 これおいしかったです!

「非情城市」という侯考賢監督の映画がありますが、ずいぶん前にこの映画を見た時すごく考えさせられました。228事件へと続く台湾の悲劇がわかります、おすすめします。